【事例】ONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス):新グローバル海運ブランドを支えるWebプラットフォーム構築

2026年5月12日 | 分程度で読める記事です
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わずか5ヶ月で30カ国以上のサイトを同時ローンチ。
サービス開始2ヶ月前からのブッキング業務開始を支援

日本の海運大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)のコンテナ船事業が統合して誕生したOcean Network Express(ONE)。

世界第6位(当時)の規模を誇る新ブランドの立ち上げにあたり、
最大のミッションは「サービス開始までに、全世界の顧客を支えるデジタル基盤をゼロから構築すること」でした。

チャレンジ:統合直後の「スピード」と「一貫性」の両立

2018年4月の事業開始を控えたONEにとって、Webサイトは単なる情報発信の場ではなく、
顧客が直接予約(ブッキング)を行うための極めて重要なビジネスプラットフォームでした。

膨大な開発スコープ

グローバルなコーポレートサイトに加え、30カ国以上にわたるローカルサイトを短期間で同時展開する必要がありました。

ブランドの統一とローカライズ

世界共通のブランドイメージを維持しながら、各国の市場特性に合わせたコンテンツ管理を実現しなければなりませんでした。

ビジネス開始のカウントダウン

サービス開始の2ヶ月前にはブッキング業務を開始するという、極めてタイトなスケジュールが設定されていました。

ソリューション:
Drupalとリーン・デジタルによる高速展開

CI&Tは、ONEの戦略的パートナーとして、拡張性の高いCMS「Drupal」と「Acquia Cloud Site Factory」を活用したプラットフォーム構築を提案しました。

5ヶ月でのプラットフォーム完遂

「すぐに使えて、横展開が容易」な機能を備えたDrupalを核に据え、CI&Tのリーン・デジタル方式を適用。UX/UIデザイン、開発、テストをわずか5ヶ月で完了させました。大規模な統合プロセスにおいて、日々変化する要件に対し、アジャイルな姿勢で柔軟かつ迅速に対応しました。

価値を最大化する「ガバナンスと自由度」の両立

一元管理が可能なアーキテクチャを構築することで、グローバルのガバナンスチームが全サイトの品質を担保しつつ、各国の担当者が現地のニーズに合わせてスピーディーに情報を更新できる環境を整備しました。

成果:世界を繋ぐデジタル体験の提供

この迅速なローンチにより、ONEは海運業界における新ブランドとしての地位を確立する強力な武器を手にしました。

予定通りのブッキング開始

2018年2月にサイトを正式公開。
事業開始の2ヶ月前からブッキング業務をオンラインで受け付けることが可能になりました。

顧客体験(UX)の大幅な向上

ECおよびCRMツールとのシームレスな統合により、予約、出荷追跡、船荷証券発行などの複雑な機能を、直感的な操作で利用できる環境を提供しました。

グローバルな運用効率化

Drupalによるコンテンツ管理の最適化により、多言語にわたる膨大な情報の更新作業を劇的に効率化しました。

「海運業界史上、最も困難な統合の一つにおいて、CI&Tチームはまさに『リーン&アジャイル』を体現し、
グローバルおよび各国サイトの構築に多大な貢献をしてくれました。
今後も彼らを重要なデジタルイノベーションチームとして協力関係を発展させていきたいと考えています」
—— Freddy Fok 氏(ONE 戦略&イノベーションマネージャー)

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